2021 年 11 月 のアーカイブ

田んぼはお休み期間。お茶染め体験をしてきました!

2021 年 11 月 30 日 火曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは!初めてブログを担当する樋口です。

今回は、お茶染め体験についてお話します!稲刈りが終わり、寒い冬が近づいてきたこの11月も棚研は活動しています。そうです、棚けんの活動では田んぼのお世話が終わった後には楽しい行事が待っています!
さて、早速ですがお茶染めの話に入りましょう。お茶染めとは、お茶を製茶する際に出るくずを利用して行う染め物のことです。本来捨てられてしまうもので染め物ができるということを通して、捨てるものは工夫次第で減らせることを学びます。和紅茶づくりの時と同じで、使用したお茶は茶草場農法で育てられたものを使っています。(茶草場農法の説明は、柴田さんが和紅茶のブログでわかりやすく書いてくれているので、そちらを参考にしてください笑)
作り方は、茶葉製造の際に出るくずからつくられる染液と、鉄・アルミがそれぞれ溶け込んだ媒染液という液体とを混ぜ、その中に布を入れ1時間くらい放置・乾燥させるだけです。(だけ、と言ってしまいましたが、染液と媒染液は担当の人たちが作ってくれたのでその作業は大変だったかもしれません笑)今回はビー玉や割りばしで染めない部分をつくり、思い思いの柄をつくりました。鉄は紫色に、アルミは黄色に染まりました。どちらも淡い色合いで、素敵に仕上がりました!

オーナーさんの子どもが干してくれました!一生懸命干す姿がかわいかったです。

今回の活動では、お茶染め体験だけではなく、菜の花の種まき、昼食・たい焼きづくりなども行いました。オーナーさんや一部の棚けんメンバーがメンバーが菜の花の種まきを行っている間、残りの棚けんメンバーは昼食づくりを行いました。
メニューは、豚汁にジビエ(イノシシのお肉)の焼肉、ととても豪華でした!おやつにたい焼きもついてきます。私は、この昼食づくりとたい焼きづくりを担当したのですが、約100人分作るということで、とても大変でした…。しかし、美味しくできたのでその疲れは一瞬で吹き飛びました。ジビエは初めて食べたのですが、クセがなくとてもおいしかったです。そしてお肉にかかっている秘伝のたれがおいしさを引き立てていました。

たい焼きとジビエを焼いているところ。油まみれになりました笑

大勢のオーナーさんと一緒に行う活動はワイワイした雰囲気で、お祭りみたいで楽しかったです。来月にはそば打ちがあるので今から楽しみです!

最後までお読みいただきありがとうございました。以上、樋口でした!

穂先から籾(もみ)を分離することが脱穀です

2021 年 11 月 3 日 水曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは! 今回、約2年ぶりのブログ担当になりました、3年の髙垣です。
(自分は普段は写真担当なので、ブログの担当にはならないと勝手に思っていましたが、そんなことはありませんでした笑)

さて今回は前回の稲刈りで収穫した稲の脱穀についてです。まず午前中は原始的に、千歯こきを体験するチームと『ハーベスタ』と呼ばれる脱穀機を用いてガンガン脱穀していくチームの2チームに分かれました。

         綺麗な秋空!                  個人的にススキと空の組み合わせが一番秋っぽさを感じます。

千歯こきチームは昔ながらの千歯こきを体験します。千歯こきは2種類あり完全に手動のタイプと、ペダルを踏むことで出っ張りのついたドラムが回転し籾を落とすタイプがありました。完全に手動なタイプは一回に脱穀できる量は少ないものの確実に稲穂から籾を落とせます。一方ペダル式のタイプは一回で落とせる量は多いものの少し大雑把です。またタイミング良くペダルを踏まないと回転しているドラムが逆回転してしまうという欠点もありました。だんだん慣れてくると結構効率良くできてきた気になりましたが、下で紹介するハーベスタを使ってみて速度の違いに愕然としました笑
しかし、このような道具は使う機会がほとんどないと思いますし、良い体験になりました。

完全に手動な千歯こき

ペダル式

 

一方で脱穀機チームはハーベスタで脱穀しつつ、わらを燃やしていきました!
ハーベスタは上で紹介した千歯こきと違い、はざからとった稲を入れるだけでみるみる脱穀が進んでいきます。千歯こきで1時間で脱穀できる量が一瞬でなくなり、文明の利器ってすげーとなりました笑
あえて欠点を出すとしたら、稲の埃やら、燃やした煙やらで大変なことぐらいです…。

煙に負けずに脱穀!

 

稲をかけていた、はざをノリノリで片付け笑

次に午後からは電柵の片付けを行いました。この作業が地味ながらなかなか大変でした。電柵のロープと杭とを外す人、ロープを巻く人、杭を抜く人、杭を集めて縛る人、と役割分担し効率よく作業を行いました。そして、役割分担が功を奏してか私が想像していたよりも早く終わらせることができました。また、人数の必要な作業だけに元気のある1年生が多かったこともよかったです笑。

黙々と頑張ります

 

最後にきけん(笑)な後輩の写真を紹介して終わらせていただきます。

   きけん①(2年の加賀君)

   きけん②(1年の中橋君)

以上、高垣でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ついに稲刈り!

2021 年 11 月 1 日 月曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは。今回ブログを担当する荒木です。

今回は棚けんの一大イベント稲刈りについてです!
天気は快晴、気温は少し暑いくらい、絶好の稲刈り日和でした。棚田には鮮やかな黄金色の稲穂が広がり、日の光でより一層輝いて見えました。

ちなみに次の写真は今年5月に行われた田植えについてのブログに載っている写真です。

こうやって見比べると全然違いますね。春から夏にかけての青々とした力強い景色もいいですが、やっぱり私は秋の穏やかながら華やかさのある景色の方が好きです。

さて景色についてはここまでにして、実際の活動についてです。
午前中はオーナーさんのインストラクターとして一緒に稲刈りをしました。棚けんメンバーはもちろん、オーナーさんも暑い中一生懸命稲刈りをして頂き、順調に作業が進んでいきました。そして、刈り取った稲は麻ひもなどで結び付け、はざにかけていきます。

午後からは棚けんメンバーのみで稲刈りを行いました。午後は暑さが強まり大変でしたが、次の日にいらっしゃるオーナーさんの分の稲を残し無事に作業を終えることができました。

午前も午後も至る所で笑い声が聞こえ、賑わいのある稲刈りとなりました。しかし、昨年も今年もコロナの影響でマスクを着用しての作業となってしまったため、オーナーさんと棚けんメンバーの笑顔を直接見ることはなかなかできませんでした。来年はみんながマスクを外し、より一層賑わいのある稲刈りになることを願っています。

最後に、今年の稲刈りも多くのオーナーさんに参加していただき、ありがとうございました。来年も棚けん一同と一緒に楽しく、賑わいのある稲刈りにしていただければ幸いです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 荒木


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