穂先から籾(もみ)を分離することが脱穀です

2021 年 11 月 3 日 水曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは! 今回、約2年ぶりのブログ担当になりました、3年の髙垣です。
(自分は普段は写真担当なので、ブログの担当にはならないと勝手に思っていましたが、そんなことはありませんでした笑)

さて今回は前回の稲刈りで収穫した稲の脱穀についてです。まず午前中は原始的に、千歯こきを体験するチームと『ハーベスタ』と呼ばれる脱穀機を用いてガンガン脱穀していくチームの2チームに分かれました。

         綺麗な秋空!                  個人的にススキと空の組み合わせが一番秋っぽさを感じます。

千歯こきチームは昔ながらの千歯こきを体験します。千歯こきは2種類あり完全に手動のタイプと、ペダルを踏むことで出っ張りのついたドラムが回転し籾を落とすタイプがありました。完全に手動なタイプは一回に脱穀できる量は少ないものの確実に稲穂から籾を落とせます。一方ペダル式のタイプは一回で落とせる量は多いものの少し大雑把です。またタイミング良くペダルを踏まないと回転しているドラムが逆回転してしまうという欠点もありました。だんだん慣れてくると結構効率良くできてきた気になりましたが、下で紹介するハーベスタを使ってみて速度の違いに愕然としました笑
しかし、このような道具は使う機会がほとんどないと思いますし、良い体験になりました。

完全に手動な千歯こき

ペダル式

 

一方で脱穀機チームはハーベスタで脱穀しつつ、わらを燃やしていきました!
ハーベスタは上で紹介した千歯こきと違い、はざからとった稲を入れるだけでみるみる脱穀が進んでいきます。千歯こきで1時間で脱穀できる量が一瞬でなくなり、文明の利器ってすげーとなりました笑
あえて欠点を出すとしたら、稲の埃やら、燃やした煙やらで大変なことぐらいです…。

煙に負けずに脱穀!

 

稲をかけていた、はざをノリノリで片付け笑

次に午後からは電柵の片付けを行いました。この作業が地味ながらなかなか大変でした。電柵のロープと杭とを外す人、ロープを巻く人、杭を抜く人、杭を集めて縛る人、と役割分担し効率よく作業を行いました。そして、役割分担が功を奏してか私が想像していたよりも早く終わらせることができました。また、人数の必要な作業だけに元気のある1年生が多かったこともよかったです笑。

黙々と頑張ります

 

最後にきけん(笑)な後輩の写真を紹介して終わらせていただきます。

   きけん①(2年の加賀君)

   きけん②(1年の中橋君)

以上、高垣でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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