‘せんがまちでの活動’ カテゴリーのアーカイブ

泥濘、泥濘、泥濘に稲刈ると気づいてたよ

2021 年 10 月 6 日 水曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは。
前回の更新から、もう2か月も経つんですね。今は夏の暑さも幾分か落ち着いてきました。
3年の梶山です。

酒米の稲刈りについて振り返っていきたいと思います。

まずは、やはり毎回気になる(自分だけではないはず…)天気からです。
前日は台風の影響もあってか雨が降っていましたが、当日は晴れました。田んぼの状態が少し気になりましたが、なんとかなるさの精神で秋一歩手前の朝を迎えます。

棚田に到着後は、今日のスケジュールの確認をしていきます。
本来は、棚けんは鈴与の皆さんの稲刈りをサポートしていく予定でしたが、このご時世もあり、残念ながら鈴与の皆さんはオンラインプログラムでの参加となったため、棚けんのみで稲刈りを行うこととなりました。

オンラインプログラムでは、サツマイモのピクルス作りや機械を使わない脱穀、籾摺り、精米等を一緒に実践したり、稲刈りの様子が映されたりとして楽しんでもらいました。個人的にはかなり興味を惹かれる内容であり心揺さぶられましたが、代表代理の立場もあるので、好奇心は断ち切っていきます。

さて、肝心の稲刈りなのですが、今回刈る田は、午前中は山の陰にかかる場所に位置しています。つまり、稲の葉にはキラキラと大きな露玉がその存在を輝かせ、泥はさながら硬めの生混凝土、といった様相を呈し、朝の懸念は見事的中していたわけです。


踏み込んだ足は深く沈み込み、泥に固定されます。その足を引き抜く動作を繰り返していくだけで体力は奪われますが、幸いにも日陰であることと活動時間を制限していたおかげで疲れは緩和されたかのように思われます。

泥の中にはザリガニが。まあまあデカいヤツを5匹くらい見つけました。

刈った稲はバケツリレーの要領で一ヶ所にまとめ、藁で結んでいきます。それを、はず掛けしたら今日の作業は終了、鈴与の皆さんに手を振ってお別れして、弁当を食べて、帰路について。怪我なく一日を終われて良かったです。

久しぶりの作業となりましたが、外で活動することは身体的にも精神的にもいいですね。何かに煮詰まったら自然に囲まれてのんびりが一番だと思います。これからは秋もはじまるので、いろいろな動植物を楽しめると思いますよ。

次回の稲刈り、脱穀の作業までに活動制限も緩まり、従来の活気が戻って欲しいと願うばかりです。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

梶山

夏の草刈りと生物教室

2021 年 8 月 9 日 月曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは。2年の花崎です。今回は草刈りと生物教室を行いました。

午前はオーナーさん方と共に棚田の草刈りを行いました。また、私を含めた棚けんメンバー5名はボランティアとして来ていただいた中高生5名と共に、草刈りに加え生き物の採取も行いました。夏の暑い中、一切弱音を吐かずに畦際の草をカマで刈っている中高生の姿を見てとても感心し、自分も負けていられない!と思いました。しかし、気合を入れて草を刈ってもすぐに息が上がってしまい、自分の体力の無さに驚愕しました。次の作業ではより多くの草を刈るために、日頃から体力作りに励もうと思います ^_^

草刈りの後、生物教室のための棚田に住む水生生物を採取しました。小さなゲンゴロウ、マツモムシ、アカハライモリ、サワガニなど、多種多様な生き物を捕まえることができました!また、茶色のカエルも3匹確認できましたが、捕まえることはできませんでした・・・。捕まえることに夢中になってしまい、気づいたらペアの高校生が泥まみれになっていたことが本当に申し訳ないです・・・ -_-

アカハライモリ(手前がオス、奥がメス)

捕まえたイモリはそれぞれオスとメスでした。イモリの性別の見分け方の一つとして、尻尾の形状を見ることがあります。オスの尻尾は、横から見ると縦に長く、真上から見ると横に短いです。メスの尻尾は、横から見ると縦に短く、真上から見るとオスよりも横に長いです。抽象的に言うと、オスの尻尾は平ったく、メスの尻尾は丸っぽいです。サワガニは日本で唯一淡水に住むカニで、棚田で発見することは珍しいことだそうです。今回捕まえられてラッキーでした ^_^

棚田から下へおりて、ビオトープでの生物採取も行いました。魚やザリガニをタモですくい、ケースの中に入れ観察しました。

ビオトープの生き物

外来種;アメリカザリガニ

午前の活動を終え、共に活動したペアの高校生に感想を聞いたところ、草刈りも生物教室も楽しかった!と返答をいただけたので、とても嬉しかったです!また、イモリを棚田へ戻す際、オーナーさんの娘さんがイモリをかわいいかわいいと言っていたので、イモリ好きの私はなんだか嬉しくなってしまいました(笑)ぜひ、今後も棚田へ訪れて生き物観察を楽しんで欲しいです!

午後は2グループに別れ、それぞれ棚田内の草刈りと電柵の整備を行いました。私は田の中の草刈りを行いましたが、予想通り土壌に足を取られて移動するのに一苦労しました(笑)歩くのだけで精一杯だったので、雑草を刈るというよりも踏み潰すことの方が多くなってしまいました(手を抜いたわけじゃないよ!・・・多分)。そういえば、稲には若い穂がついていました!順調に育ってくれているようです ^_^ まだ先ですが、稲刈りが楽しみになってきました。

今回の作業で、棚田には多種多様な生物が生育していることが確認でき、このことから棚田全体が健康的であることも確認することが出来ました。

作業に参加していただいたオーナーの皆様、中高生の皆様、そして棚けんメンバーの皆様、暑い中本当にお疲れ様でした。そして熱中症にはくれぐれもお気を付けてください。

以上です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

花崎

和紅茶作り体験

2021 年 7 月 5 日 月曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは!今回初めてブログを担当します、2年の柴田です。よろしくお願いします。

先日行った和紅茶作り体験の報告をします!
突然ですが、茶草場農法という言葉をご存じですか?茶草場農法とは、茶畑周辺で夏の間に伸びた草を刈り、それを地面に敷いてお茶作りに利用する、静岡でしか見られない珍しい農法だそうです。千框の棚田の周辺にはたくさんの茶畑が広がっており、今回の紅茶作り体験では、この茶草場農法でつくられた茶葉を使用しました。(商品説明のようになってしまいすみません笑)
たなけんのメンバーは、午前と午後の二手に分かれて和紅茶作りを行いました。人の手で行ったのは揉捻という行程です。字を見ると分かる通り、茶葉をよく揉んで傷をつけていきます。立て膝で全体重をかけながら押したり、捻ったり、絞ったりして、できる限り水分を外に出すのが重要です。私も含めほとんどが紅茶作り未経験だったので、何が正解なのかよく分からず、ただひたすらに揉捻を続けていきました。この作業は想像以上に握力や腕力が必要で、だんだん体が温まっていくのを感じました。そうこうしているうちに茶葉の色が濃くなっていき、最初は両手には収まりきらないほどの体積だったのが、両手でつかめるくらいの量になってしまいました。あとは発酵と乾燥の過程を待てば完成!



紅茶といえば、緑茶とは違い、少し赤っぽい色をしていますよね。今回行った揉捻をやればやるほど茶葉が発酵して茶色っぽくなり、お茶の色も変化します。私がつくった和紅茶もきれいなオレンジ!とはいかず、ウーロン茶くらいの茶色でした。味もウーロン茶みたいと言われるとウーロン茶としか思えなくなる感じの出来でした。しかし、緑茶とは同じ茶葉からつくったとは思えないくらい香りも味も違っていて、とても驚きました!
棚田での作業はもちろん、それ以外にもさまざまな貴重な体験ができるのがたなけんの魅力です!

午後には、オーナーさんとたなけんの一部のメンバーが和紅茶作りをしました。
残りのメンバーは草刈りを行いました。私は草刈りの方だったので、草刈りについて少し書きます。どこの雑草を刈るのかと思っていたら、まさかの田んぼの中の雑草でした。苗を踏まないようにして、苗なのか雑草なのかよく分からない雑草をとっていきました。いまだに田んぼの中で歩くことにあまり慣れていない私は、一度片足が全く抜けなくなってしまいました!今までも何回かこういうことはあったけど、今回は数分間格闘して一瞬本気で焦りました笑 こんな話をしてもベテランの方々には鼻で笑われそうなので、早くうまく歩けるようになりたいです!

今回の活動は和紅茶作りと草刈りと、楽な作業なのかと思っていましたが、想像以上に上半身と下半身を使う大変な作業でした。田植えしたての時は少し頼りなくみえた苗ですが、前日までの大雨にも負けずに順調に育っていたので、これから一気に成長していくのが楽しみです!

最後まで読んで頂いてありがとうございました。以上、柴田でした!

菊川中の生徒が田植え体験に来てくれました!

2021 年 6 月 7 日 月曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは~

夏が近づいてきてテンションが上がっております、自然大好き・生き物大好きの加賀です。
今回、ブログをはじめて担当させていただきます。よろしくお願いします。

暑い日差しを浴びて、棚田のあぜ道は鮮やかな緑色に。田んぼの中を覗くとオタマジャクシやヤゴなどいろんな生き物たちが活動しています。ほとんどの場所で田植えが終わり、これからの稲の生長が楽しみです!

晴れて良かった

田植え体験の様子

先日6月5日に常葉大学付属菊川中学の生徒たちと田植えをしたので、その報告をさせていただきます。前日と翌日の天気は雨でありながら、この日は見事な青空が広がって天気に恵まれました!数日前の予報では雨だったのですが晴れてくれて本当によかったです。棚研の日ごろの活動の頑張りを天気の神様が見ていてくれたのでしょうか?(僕のいつもの行いが良かったのではとひそかに思っているのはナイショ)

菊川中からは70人くらいの生徒が田植え体験に来てくれました。暑い中来てくれてありがとう!みんなで協力して棚田二枚分の田植えをしてくれました。
生徒たちは田んぼの泥の感触に対して「キャー、冷たい!」や「なにこの感触!」などと様々なリアクションをとってくれました。楽しんでもらえて何よりです。
田植えの最中に生徒たちが面白いものを見つけてくれました。

アカハライモリ

たくさんのイモリたちです。
棚田の管理人の一人である堀尾さんが「生徒たちにイモリを見せたいから、がんばって見つけてくる」と朝に意気込んでいましたが、生徒たちがあっさりこんなにもたくさんのイモリを見つけていました。
短時間でこの量のイモリが見つかるとは…。生徒たちの観察眼もそうですが、棚田の生き物の豊富さはすごいなと思ってしまいました。

ビオトープ整備の様子

午前の田植え体験も終わり生徒たちを見送った後、午後はビオトープの整備をしました。ビオトープはしばらく手をつけていなかったのもあり、なんだかよくわからない状態に…。生き物好きの僕としてビオトープは力を入れたいところ。まずは水深を深くしたいのですがビオトープの水がどこからか抜けてしまうのか、水がとなりの用水路に流れてしまうではありませんか。これを止めるのにだいぶ苦労してしまいましたよ。
将来的には足場をつくって観察しやすくしたり、ガマなどを植えて生き物たちが隠れられるような場所を作ったりとか、カワニナを繁殖させてホタルが来てくれるようにとかしたいですね~。ホタルだけでなくいつか、せんがまちの棚田にゲンゴロウやタガメなどの希少生物が来てくれることを夢見てこれから引き続きビオトープの整備をしていきたいと思っております。

もうすぐ夏。これから稲たちが生長するのが楽しみです!夏の青空とそれに照らされ緑色に輝く稲の姿を早く見たいですね~。次に棚田を訪れるときはどこまで育ってくれているのでしょうか?

以上、加賀でした。お読みいただきありがとうございました。

田植え二日目

2021 年 6 月 3 日 木曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは、田植え二日目のブログを担当する朝比奈です。

棚田での一大イベントである田植えですが、一日目に参加した棚研メンバーやオーナーさんが多く二日目は小規模且つのんびりとした作業時間となりました。水の流れる音や虫の声など自然の音がよく聞こえ、畔の緑と快晴の空がとても気持ち良かったです!
作業は棚研メンバーは一人ずつ担当するオーナーさんと田植えを進めていきました。私が担当させていただいたオーナーさんはスムーズに自分達の田植えを終え、さらに余っている田んぼの田植えまで手伝ってくださいました!オーナーさんと会話をしながら作業するのも田植えの醍醐味ですね。田植え二日目は家族連れのオーナーさんが多く、田んぼを駆け回る小さな子たちが微笑ましかったです(*^^*) 私も小さい頃は泥跳ねや服の汚れを気にせずに走り回っていましたが、洗濯をしてくれる母は大変だったんだなぁと今になって思います。

昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、田植えを含め棚田のシーズンインに携わることが出来ませんでした。じりじりと照り付ける日差しを感じて日焼けの心配をすることも久しぶりで懐かしく感じてしまいました(笑)
自分が経験した作業の季節が再び巡ってきたり、作業が板についた頼もしい二年生の姿が見られたり…部員として関わることができる時間の短さも感じてしまい、残りの活動を全力で楽しもうと改めて思いました。今年は稲刈りまで何事もなく植えたお米たちが成長してくれるよう、自然に祈りつつ棚研も精一杯のお手伝いをしていきたいと思います!
以上、朝比奈でした。最後までお読みいただきありがとうございました。

2年ぶりの田植えin2021

2021 年 6 月 1 日 火曜日 投稿者:しず大棚けん

5月はもう夏だと言い張っております。3年の下村です。
さて本日は棚田の一大イベントである田植え、その1日目の活動報告です!梅雨の時期で雨の予報となっていたときもありましたが、当日の予報は晴れ!作業本番の午前中はうっすらと雲がかかって暑さも弱く、絶好の田植え日和でした。

田植えに向かう

良い感じの天気

昨年はコロナの関係でオーナーの皆様も棚けんメンバーも参加できない異例の田植えになってしまいました。(地元の皆さんで協力して植えてくださったそうです。)今年は縮小規模にはなりましたが、参加型の田植えを行うことができました。来年は例年通り行いたいですね。
苗を運んで、担当の田んぼに植えていきます。20cm位間隔を開けながら…。棚田は田んぼの形が一定の四角ではないので苗が直線状にならないときもあるのが面白いですね。手植えは結構難しくて気づくと曲がったりするのですがその辺はご愛嬌。
昨年は田植えができませんでしたが、畦塗りのときに先行練習したのもあって、皆手際よくインストラクターとして動き、田植えを進めてくれて、あっという間に1日目の田植えが終わりました…!お疲れさまでした!

苗運び田植え中

初夏の棚田には生き物の姿も。アジサイもたくさん咲いていてとっても綺麗な季節です。時期的にアカガエルやシュレーゲルアオガエルは既に水辺から離れてしまいましたが、この時期水辺にいるニホンアマガエルや、1年中棚田で姿を見かけることができるヌマガエル、他にベニシジミ、シオカラトンボなどなど、様々な生き物を見つけられました。アマガエルの鮮やかな黄緑がとっても可愛い!!!!見つけられるととてもハッピーな気持ちになります。カワイイ。アジサイ

アマガエル

カワイイ

昼ご飯はカレー、ゆで卵と、女性部の皆さんによるきなこ餅。作業で疲れた体に染み渡る…!!ちなみにきなこ餅はオーナーさんたちのお土産として振る舞われたものです。午前中に作業を頑張ったこともあって、午後の作業は早めに終了。せんがまちの棚田復活の経緯や棚けんの歴史、棚田の生き物についてのお話を聞きました。
お話を聞く我々
せっかくお話を聞いたので棚田の歴史の話から抜粋して紹介します。せんがまちの棚田を復活させるとき、最初に手を付けた場所は棚田の真ん中にある大きな梅の木のところだそうです。なんだかいつもの梅の木が特別なものに見えてきますね。そして、かつての10ヘクタールほどもあった千枚田は、現在、棚田の道の横に広がっている草むらの部分まで(ガードレール手前まで)全て棚田として使われていたと言うから驚きです。写真がないのでわかりにくいですね。棚田に行ったときにその目で見て確かめてみてくださいという事で…。昔の棚田、かなり広いですよ。

それでは報告はこの辺で。コロナ禍で大変な状況ではありますが、たくさんの人と一緒に作業ができて楽しい1日でした。来年の田植え…と言わず今年の稲刈りくらいには例年通りくらいのお客様とオーナーさんたちを呼べるようになっているといいなと思います。
お読みいただきありがとうございました。
下村

 

田植え前の大事な準備・代掻きをしました

2021 年 5 月 25 日 火曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは
初めてブログを担当させていただきます、2年生の河村です。

さて、棚田では先日22日に代掻きを行いました。
東海地方の梅雨入りが発表され、天気が心配でしたがこの日は雨に降られることもなく無事に作業を行うことができました!

午前中はオーナーさんたちと代掻きを行いました。
代掻きとは田んぼに水を張り、草を足で踏み沈めたり鍬で取り除いたりしながら田んぼの土をかき混ぜる作業のことです。田植えの際に苗を植えやすくしたり、草が生えてきにくくしたりという目的があるそうです。
かくいう私も説明を聞くまでは代掻きって何?といった状態だったわけですが…
1年生が入部してからの作業は今日が初めてということで、1年生が田んぼに足をとられて苦戦している様子も見うけられました。
また、作業中にはアカハライモリやカエル、シオカラトンボなどの生き物に会うことができました。生き物や植物などで季節を実感できることも千框の魅力の一つです!

体を動かした後はお待ちかねのお昼ご飯です。今日はビビンバでした。作業後のご飯は一段と美味しく感じます!

午後は代掻きの続きを行うグループとネームプレート(オーナーさんの田んぼの目印)を設置するグループとに分かれての作業でした。私はネームプレート班で棚田を歩き回っての作業。午前中には草を踏みしめ、午後は歩き回り…と脚をたくさん使ったため普段運動をしない私はブログを書いている今、若干の筋肉痛を感じています(笑)

次回はいよいよ田植えです!!
二日続けての作業で体力が心配ですが、私にとって初めての田植え!!とても楽しみです!

拙い文章でしたが最後まで読んでくださりありがとうございました。
以上、河村でした。

いよいよ田植えの季節ですね!

2021 年 4 月 15 日 木曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは!今回は新2年生の今村がブログを担当させていただきます。以後よろしくお願いします!
今回は10日に行われた畦塗りとキャンドル作りについて紹介していきます。

午前中は前回に引き続き畦塗りを行いました。
私は今回初めて畦塗りを行いましたが、作業は想像以上に大変で、決壊した部分の修復にはとても時間がかかりました。
すると、
「コロロ…コロロ…」
どこからか可愛らしい元気な歌声が。声の正体はシュレーゲルアオガエルでした!
息を潜めて草の影に隠れていました。鮮やかな緑色の体と黄色の瞳が特徴の可愛らしいカエルくんです。
別名「田んぼの貴公子」とも呼ばれているそうです。
滅多に見られない彼らの姿を見ることができ、生き物が大好きな大学生としてはとても興奮しました。

また、希望されたオーナーさんたちとともに、新2年生と今回参加してくれた新1年生は5月下旬に控える田植えの練習を行いました。
3,4本の苗の束が収穫時期には片手いっぱいの太い束に成長するのだと考えると、田植え本番前の今からとてもワクワクしています。
当日は先輩方とともに私たちもインストラクターをする予定です。オーナーさんや地元の方々の力となれるよう、精一杯頑張ります!

ここで待ちに待ったお昼休憩です。
今回は好きな具をたくさん詰め込んだおにぎり!
作業の後に食べる白米は格別です。
ふりかけ、佃煮、漬物、ツナマヨ、鮭、塩、、執筆中の今でもこのおかずのことを考えるだけでお茶碗に何杯でもごはんを食べられそうです。
また、堀尾さんお手製のわらびのお浸しもまたとても美味しく、結局私はごはんを3度もおかわりしてしまいました。
棚けんに入ってよかった。本当に。

お腹も心も満たされたところで、午後は畦塗りの続きとキャンドル作りを行いました。
私はオーナーさんたちとキャンドル作りに参加させていただきました。
畦道アートで使用されるろうそくですがコロナ禍ということもあり、昨年は中止、今年は例年の半分の数での実施となったことで余ってしまいました…
そこで今回は初の試みとしてこのろうそくを用いてキャンドルを作らせていただきました!
溶かしたろうを型に流し込み、固まった上から緑茶を混ぜたろうを流し込みます。
白色と緑茶色のツートンのものや、ドライフラワーを入れたものまで。
出来上がったキャンドルはとても可愛らしく、見ているだけで癒されます。
後日、今回作ったキャンドルに明かりを灯してみたいと思います!

田植えまで残り一ヶ月半を切りましたね。
せんがまちに今年も多くの稲穂が実るよう祈りながら日々の活動を行なっていきたいです!
以上今村でした!

2021あぜ道アート

2021 年 3 月 30 日 火曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは。2年の梶山です。

今回は、前回ブログを担当したとき(稲刈り)のような前置きはありません。とかく道が逸れてしまうものなので。というわけで…
早速いきましょう。

天候は、晴れときどき曇り、軽風。雨が降る気配もなく、いとよろし。午前中から着々と準備に取り掛かっていきます。

まずはペットボトル製の灯篭の準備。数は例年の半分以下の500本なのですが、それでもかなりの量に感じます。ろうそくをグリグリっと刺し込んだら、完成。田んぼへこれまたグリグリっと刺し込んでいきます。

田んぼに普段見慣れない違和感がニョキニョキしていますね。うお、と自分で設置したものをみてびっくりしました。異質です。ですがこれが夜になるとプラスに作用するんですから、フェアはファウル。ファウルはフェア。

お次は竹灯籠。ペットボトル灯篭では使えないような折れたろうそくたちを、少し溶かして土台に接着したり、欠けた部分を削って平らにして釘に刺したりと、有効的に活用していきます。完成はこんな感じ。

みんな口をぽっかり開けているんですが、表情がそれぞれ違っていて面白いです。

角ありもいますね。かわいらしい。

ろうそくを灯す前からすでに楽しめます。

そしてこちらは、あらかじめ日光に当てておいた充電式のLEDライトを道路沿いに設置する作業の様子。

夜になると光って道を教えてくれます。ガードレールに結び付けたり、支柱と一緒に突き刺したり、植え込みに刺し込んだりして、設置。これで安全ですね。

と、このあたりで一旦昼休憩になり、昼食をとります。気になる今回の昼食は…

カレー!!!!!

小学校の給食を彷彿させるような大きな鍋ですね、約40人前です。そしてまろやか。

お米の加減も最高でした。アツアツで美味しかったです。

参加人数の倍近くの分量もあるこのカレー、余った分は翌日の片付け時に食べようと一晩寝かせることにしました。

その後、洗い物を済ませて少し談笑を挟み、十分に休憩をとってから準備を再開します。午後からはジュニアビレッジの方々と合流をしました。ジュニアビレッジさんとは初めましてですが、一緒に準備をしている中で思ったことは…

若い!!!!!まだ二十歳の自分との圧倒的なエネルギー差を感じましたね。それでいて頼りになる。自分が中高生の時はどんな感じだったっけかな…と追憶すると、全然ろくな事をしていませんでした。そういえば後日、後輩から、先輩を見ていたら副会長の仕事やれそうな気がしてきましたと言われました。後輩のモチベーションアップに貢献できてよかったです(ポジティブ)

本筋に戻ります。

その後も準備は順調に進み、いよいよ点火の時間に。ようやくですね。ここからは皆さんご待望の「あぜ道アート」の写真となります。

はい、一気に8枚も載せてしまいました。まだまだ素敵な写真があるのですが、選び出すと切りがありません。

この他にも1日中参加していると、春の鮮やかな棚田や夕暮れ時の仄かに赤い棚田の景色など、なかなかに乙なものがたくさんあったりします。

現場には、写真では伝えられない良さがあります。これを見てくださっている新入生、在学生、それ以外の方々も、あぜ道アート、気になった方はぜひ一度参加してみてください。

ちゃっかり勧誘もしたところで、あぜ道アート無事終わりました等の報告を終わろうと思います。長々とお付き合いくださり誠にありがとうございました。

(追記)

2日目のことをチョロット書けといわれたので、チョロッと書きます。前回の轍は踏みません。

2日目の片付けでは灯篭の回収等を行い、寝かしたカレーを食べました。コクがあってより美味しかったです。

では、また次の機会に。

最後までお読みいただきありがとうございました。

梶山

雨の日のひととき

2021 年 3 月 16 日 火曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは!
暖かいのか寒いのかよくわからない最近の天候に翻弄されまくっている、2年の又場です。
よろしくお願いします。
3月13日に行われた作業について触れていくのですが、この日はもともと田起し、畦塗りを行う予定でした。
ただあいにく13日は雨模様で外はびちゃびちゃ… 仕方がないので今回は屋内でできるあぜ道アートの準備を行うことになりました。
ここで突然出てきたあぜ道アートとは何かについて記していきたいと思います。
簡単に言えば、あぜ道アートとは夜に畦道にろうそくなどといった明かりを並べ幻想的で美しい風景を作り出すというものです。
自分はまだ参加できていないのですが、体験した人曰くとてもきれいで一見の価値があるということです。
予約制ではありますが毎年とても賑わっていたということでした。
ただ今年に関しては、昨今の情勢を考え例年のような誰でも参加できる参加方法ではなく、招待制にして小規模で行うようなので、記事を読んでくださっている方にはご了承お願いします。
今回の活動では、そんなあぜ道アートに使う電灯やろうそくの確認を行い、月末に行われるアートに備え準備を行いました。
あぜ道アートに使う器具や電灯などはまあよかったのですが、ろうそくの選別が大変で、取り出してきたろうそくを箱から出してみれば、ほとんどが欠けていたり折れていたりして使い物にならず、みんなでヒーヒーいいながら作業を行っていました。
午前はこのような感じであぜ道アートで使う道具の点検、実際の動きの確認などを行い時間が過ぎていきました。
以下はそんなろうそく選別作業の様子です。

その後みんなで一緒にお昼ご飯を食べ、帰宅という流れになりました。
作業ができなかったのは悔しいことでしたが、実際にあぜ道アートに準備という形でしたが関わることができたので、自分としては充実した時間を過ごせました。
今年も自分はあぜ道アートには参加できませんが、他の仲間に思いを託し成功することを祈って結びとしたいと思います。
僕の長文・乱文に付き合ってくださった皆様ありがとうございました。

 

 

 


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