和紅茶作り体験

2021 年 7 月 5 日 月曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは!今回初めてブログを担当します、2年の柴田です。よろしくお願いします。

先日行った和紅茶作り体験の報告をします!
突然ですが、茶草場農法という言葉をご存じですか?茶草場農法とは、茶畑周辺で夏の間に伸びた草を刈り、それを地面に敷いてお茶作りに利用する、静岡でしか見られない珍しい農法だそうです。千框の棚田の周辺にはたくさんの茶畑が広がっており、今回の紅茶作り体験では、この茶草場農法でつくられた茶葉を使用しました。(商品説明のようになってしまいすみません笑)
たなけんのメンバーは、午前と午後の二手に分かれて和紅茶作りを行いました。人の手で行ったのは揉捻という行程です。字を見ると分かる通り、茶葉をよく揉んで傷をつけていきます。立て膝で全体重をかけながら押したり、捻ったり、絞ったりして、できる限り水分を外に出すのが重要です。私も含めほとんどが紅茶作り未経験だったので、何が正解なのかよく分からず、ただひたすらに揉捻を続けていきました。この作業は想像以上に握力や腕力が必要で、だんだん体が温まっていくのを感じました。そうこうしているうちに茶葉の色が濃くなっていき、最初は両手には収まりきらないほどの体積だったのが、両手でつかめるくらいの量になってしまいました。あとは発酵と乾燥の過程を待てば完成!



紅茶といえば、緑茶とは違い、少し赤っぽい色をしていますよね。今回行った揉捻をやればやるほど茶葉が発酵して茶色っぽくなり、お茶の色も変化します。私がつくった和紅茶もきれいなオレンジ!とはいかず、ウーロン茶くらいの茶色でした。味もウーロン茶みたいと言われるとウーロン茶としか思えなくなる感じの出来でした。しかし、緑茶とは同じ茶葉からつくったとは思えないくらい香りも味も違っていて、とても驚きました!
棚田での作業はもちろん、それ以外にもさまざまな貴重な体験ができるのがたなけんの魅力です!

午後には、オーナーさんとたなけんの一部のメンバーが和紅茶作りをしました。
残りのメンバーは草刈りを行いました。私は草刈りの方だったので、草刈りについて少し書きます。どこの雑草を刈るのかと思っていたら、まさかの田んぼの中の雑草でした。苗を踏まないようにして、苗なのか雑草なのかよく分からない雑草をとっていきました。いまだに田んぼの中で歩くことにあまり慣れていない私は、一度片足が全く抜けなくなってしまいました!今までも何回かこういうことはあったけど、今回は数分間格闘して一瞬本気で焦りました笑 こんな話をしてもベテランの方々には鼻で笑われそうなので、早くうまく歩けるようになりたいです!

今回の活動は和紅茶作りと草刈りと、楽な作業なのかと思っていましたが、想像以上に上半身と下半身を使う大変な作業でした。田植えしたての時は少し頼りなくみえた苗ですが、前日までの大雨にも負けずに順調に育っていたので、これから一気に成長していくのが楽しみです!

最後まで読んで頂いてありがとうございました。以上、柴田でした!

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