2年ぶりの田植えin2021

2021 年 6 月 1 日 火曜日 投稿者:しず大棚けん

5月はもう夏だと言い張っております。3年の下村です。
さて本日は棚田の一大イベントである田植え、その1日目の活動報告です!梅雨の時期で雨の予報となっていたときもありましたが、当日の予報は晴れ!作業本番の午前中はうっすらと雲がかかって暑さも弱く、絶好の田植え日和でした。

田植えに向かう

良い感じの天気

昨年はコロナの関係でオーナーの皆様も棚けんメンバーも参加できない異例の田植えになってしまいました。(地元の皆さんで協力して植えてくださったそうです。)今年は縮小規模にはなりましたが、参加型の田植えを行うことができました。来年は例年通り行いたいですね。
苗を運んで、担当の田んぼに植えていきます。20cm位間隔を開けながら…。棚田は田んぼの形が一定の四角ではないので苗が直線状にならないときもあるのが面白いですね。手植えは結構難しくて気づくと曲がったりするのですがその辺はご愛嬌。
昨年は田植えができませんでしたが、畦塗りのときに先行練習したのもあって、皆手際よくインストラクターとして動き、田植えを進めてくれて、あっという間に1日目の田植えが終わりました…!お疲れさまでした!

苗運び田植え中

初夏の棚田には生き物の姿も。アジサイもたくさん咲いていてとっても綺麗な季節です。時期的にアカガエルやシュレーゲルアオガエルは既に水辺から離れてしまいましたが、この時期水辺にいるニホンアマガエルや、1年中棚田で姿を見かけることができるヌマガエル、他にベニシジミ、シオカラトンボなどなど、様々な生き物を見つけられました。アマガエルの鮮やかな黄緑がとっても可愛い!!!!見つけられるととてもハッピーな気持ちになります。カワイイ。アジサイ

アマガエル

カワイイ

昼ご飯はカレー、ゆで卵と、女性部の皆さんによるきなこ餅。作業で疲れた体に染み渡る…!!ちなみにきなこ餅はオーナーさんたちのお土産として振る舞われたものです。午前中に作業を頑張ったこともあって、午後の作業は早めに終了。せんがまちの棚田復活の経緯や棚けんの歴史、棚田の生き物についてのお話を聞きました。
お話を聞く我々
せっかくお話を聞いたので棚田の歴史の話から抜粋して紹介します。せんがまちの棚田を復活させるとき、最初に手を付けた場所は棚田の真ん中にある大きな梅の木のところだそうです。なんだかいつもの梅の木が特別なものに見えてきますね。そして、かつての10ヘクタールほどもあった千枚田は、現在、棚田の道の横に広がっている草むらの部分まで(ガードレール手前まで)全て棚田として使われていたと言うから驚きです。写真がないのでわかりにくいですね。棚田に行ったときにその目で見て確かめてみてくださいという事で…。昔の棚田、かなり広いですよ。

それでは報告はこの辺で。コロナ禍で大変な状況ではありますが、たくさんの人と一緒に作業ができて楽しい1日でした。来年の田植え…と言わず今年の稲刈りくらいには例年通りくらいのお客様とオーナーさんたちを呼べるようになっているといいなと思います。
お読みいただきありがとうございました。
下村

 

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