2022 年 11 月 のアーカイブ

稲は刈って終わりではありません!

2022 年 11 月 4 日 金曜日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは!今回初めてブログを執筆する、2年の鈴木です。よろしくお願いします。

今年も残すところあと2ヶ月を切りましたね。ハロウィンが去ったと思ったら、街はもうちらほらとクリスマスの灯りでともされ始めています。季節の移ろいの早さに取り残されそうです。

さて、そんな冬の足音が聞こえてくる中ですが、活動日は爽やかな秋晴れに恵まれ絶好の棚田日和となりました。
今回の作業は脱穀です。先週刈り取って乾燥させた稲の穂先から籾を外していきます。機械で一気に籾と藁を分別していきます。

分別された籾は袋に詰められていきます。

つやつやなお米になるのが楽しみ!

そして、籾を取り終わった藁はというと、ゴミになるわけではありません。その一部は柔らかくして長さを統一する作業を経て、鰹のたたきを炙るのに利用されたりするそうです!自然は無駄にするところが無いなと感じました。

藁を柔らかくして…

半分に切ります。コツがいるようで大変そうでした。

一方、脱穀組とは別に電柵の撤去作業も同時に行いました。私はこちらを担当したのですが、この作業が地味に大変でした。電柵のロープを外して杭を抜く人、杭を集める人、ロープを巻く人と分担して作業を行いました。単純な作業なのですが、広い棚田をイノシシなどから守ってくれた電柵だけあってかなり多くの杭があり、なかなか苦労しました。それでも思ったより早く終えることができたので、電柵組のチームワークがよかったのかなと思っています!!

地元の方々やオーナーの皆様、棚けんメンバーの頑張りのおかげで、今回の作業は午前中で終わらせることができました。お昼ご飯のハヤシライスを食べたあと、会長たっての希望で島田市ばらの丘公園に行ってきました!綺麗なお花を見て、心が癒やされるひとときでした。

今回で棚田での作業は一段落ついたことになります。しかし、棚けんでは冬の間も楽しい行事が待っています。また、ここせんがまちの棚田の周りには、特別天然記念物のニホンカモシカがいるそうなので、是非一度見れたらいいなぁと思います。今後も棚田から目が離せそうにないです。

今回のブログはここまでとなります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

鈴木


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