雨ニハ負ケル…

2020 年 3 月 17 日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは!気づいたらたなけん内で一番髪の毛の色が明るくなっていた、たなけん1年の高垣です。

今回、3月14日に行われるはずだった、田起こし、畦塗りが雨天のため中止になってしまいました…。
これで今年に入ってから雨天による作業の中止は2回目です…。
ぜひ新入生は晴れ男と晴れ女の方が入って欲しいなと思いました(笑)

なので今回のメインの内容は昼ごはんを食べに焼津のおさかなセンターへいったことです!

このような市場に来たのは初めてで、お店の人の活気に怯えながらも見て回りました。
春休みの予定がどんどんなくなっていく中で観光できてよかったです!

私は海鮮丼を食べました。本場の海鮮はとても新鮮で美味しかったです。
さらに、普段の作業では静大までの途中で帰ってしまう人達とも一緒にご飯を食べれたので新鮮でした!

 

 

また、新型コロナウイルスの影響で3月28日に予定していたあぜ道アートが中止になってしまいました。
たなけんの大きなイベントの一つということで楽しみにしていたのですが、大変残念です…。
4月からの作業はあるということなので4月からは頑張っていきたいです!!

初めてのブログで拙かったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
高垣

予定がなくなってしまったら…

2020 年 3 月 9 日 投稿者:しず大棚けん

たなけん1年の朝比奈です。
大学生になり初めての春休み、旅行やライブなど様々な予定を立て、それを励みに後期試験を乗り越えました。しかしコロナウイルスの流行が春休みの予定を連れ去っていきました。イベントが消えてしまったことで使われなくなった春休み貯金で買い物をしたのですが、久しぶりに小説を買いました。今回は春休みに読んだ本の中から二冊ほど紹介したいと思います。

 

1冊目は知念実希人さんの「崩れる脳を抱きしめて」です。
ネタばれ厳禁派なのであらすじを詳しく紹介するのは避けますが、とにかく一気読みしてしまう内容でした。タイトルは恐ろしいですが最後には心が満たされるお話です。(あと表紙が可愛らしいんです…可能ならお見せしたかった)
作者の知念実希人さんは現役医師でありながら、著書が今春映画化するなど今話題の小説家さんです。この方の作品が好きで以前から読んでいたのですが、ほとんどの作品が医療系なのになぜか飽きないんです。著書の一つである「白銀の逃亡者」という作品は、ある感染症が蔓延した現代社会で起こる事件をテーマにしており非常にタイムリーな作品です。

2冊目はアガサ・クリスティーの「春にして君を離れ」です。
原題は「Absent in the Spring」というのですが、タイトルの和訳に一目惚れしてしまいました。和訳の美しさに触れることも、洋書の楽しみの一つではないでしょうか。アガサ・クリスティーといえばミステリー小説ですが、別名義で6冊ほど小説を書いています。自分のミステリー小説ファンが本を買った時に、ミステリー小説ではなかったとガッカリするのを防ぐためなんだとか…
この本もその中の一冊でミステリー小説ではありませんが、人間のどす黒い心が垣間見えるあらすじでミステリー小説同様の切れ味を持っています。読む際には頭を使いますし、根気強く読むことが求められるかと思います。しかし私が主人公と同世代になった時には今とは違う見方ができるのだろうと感じさせる作品で、発表から80年近くたっても読者の心をつかむ彼女の文章力に驚かされました。

 

せっかくの春休み、いつもと違うことをしたいという目標は達成できたような、出来ていないような…読書には読書をする時間と心のゆとりが必要だと思っているので、その点では充実した時間を過ごせたのではないでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。

朝比奈

ひな祭り

2020 年 3 月 3 日 投稿者:しず大棚けん

こんにちは、たなけん1年の井久保です。
3月になり、少しずつ暖かくなってきて春めいてきましたね。
皆さんは春休みをどのようにお過ごしでしょうか。

私は3月に入り、実家に帰省しました。
3月3日はひな祭りと言うことで、母と一緒にひな祭りの料理を作ってみました!

一つ目はこちらのちらし寿司です!
酢魚や穴子などの海のものだけで無く、菜の花などの春の食材も取り入れることで、季節を感じられる一品となり、食卓が華やかになりました。時間はかかりましたが、様々な具材を入れたため色彩も豊かで、とても美味しかったです。
少し多めに作り、祖父母にもおすそ分けしました。

ちらし寿司はひな祭りで食べる定番の料理ですが、そもそもなぜひな祭りにちらし寿司を食べる習慣があるのか、皆さんはご存じですか。諸説ありますが私が一番好きな説は、「花の咲く春に、山や海などでとれたものを食べて自然の恵みに感謝するため」と言う説です。魚や野菜など、旬を取り入れた様々な具材が乗ったちらし寿司は、作るのも食べるのも楽しく、ひな祭りをお祝いするのにふさわしい絶品の一つだと思いました。

デザートに苺大福も作りました!


これはお雛様とお内裏様をイメージして作りました。
まず苺を白餡で包み、さらにその周りを求肥で包みました。求肥とは大福の周りの餅のようなもので、衣をイメージしてピンク色と緑色にしてみました。苺の周りに色々重ねていくと、予想以上に大福が大きくなり、ふっくらとした可愛い姿になりました。
周りには金平糖とひなあられ、梅の花と菱餅を置いて春らしい色で飾りつけをしました。
求肥があまり甘くないので美味しくなるか心配でしたが、苺と白餡が程よく甘かったのでとても食べやすくて美味しかったです。

今回初めてひな祭りの料理を作ってみましたが、節句料理を作ることで季節の変化も感じられ、作って良かったなと思いました。

最後まで読んで頂きありがとうございました!
井久保

春休みだ!!!

2020 年 2 月 27 日 投稿者:しず大棚けん

日が長くなるのを感じる頃ですね。

気温の変動が激しくて毎日着る服を迷っている1年の西です。

さて、今回は「春休みについて」というお題の元書かせて頂きます。

先日、文化フォーラム春日井・ギャラリーで友人が参加している展示「言葉では伝えきれない感情に耳をすまして見えてきたもの」略して「言耳」展にお邪魔してきました。歌人の鈴掛真さんと名古屋学芸大学映像メディア学科の共同プロジェクト展とのことです。

 

参加された学生は鈴掛さんの歌集「愛を歌え」の中からそれぞれ選んだ短歌を解釈し、それをもとに作品を制作をされました。

(これがインスタレーションなるものだ!)

映像、空間、言葉、音など用いて表現した作品が展示されていて、それぞれが持つ独特な世界観を感じることができました。

展示に参加した友人は「楽しんで見てくれたら嬉しいです。これを機に作品や短歌に興味を持っていただければ幸いです」とのことでした。

3/2までの展示予定でしたが、新型肺炎の影響で本日2/27より中止になってしまったそうです😢

出来る限りの予防はしっかりとしたいですね!

詳細はこちらから(https://www.kasugai-bunka.jp/archives/24927)

拙い文でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました。

西

予定を立てたい春休み

2020 年 2 月 21 日 投稿者:しず大棚けん

はじめまして!たなけん1年の下村です!
今回は春休みの予定について書こうと思ったのですが…

正直イベント各位の中止が怖すぎて何も動けない

ので、春休みの最初に、友達と三島に出かけた話を書こうと思います。

スタンプラリー企画に参加したので色んな場所を巡ってきました。

河津桜

まずは駅の近くにある楽寿園へ!天気はいまいちだけど河津桜が綺麗!
豊かな自然と大きな池が見所の公園です。
まあ時季的に池は干上がってましたが。かなしい。
小動物達とのふれあいコーナーもありましたが、ちびっ子達がいたので今回は断念。
アルパカとかもいて気になるのでまたの機会に行こうと思います。
楽寿園内の資料館も見てきました!
お目当ては…

山姥切国広写し

山姥切国広(写し)!!!(撮影可)
(多分わかる人は今ピンときたかと思います)
ちなみに今回の三島旅の目的は佐野美術館の刀剣展です。
この時点でめちゃくちゃテンションが上がりつつ次の場所へ向かいます。

お次は三嶋大社へ。三島観光なら外せないですよね(^^)
お土産の福太郎餅がすごくおいしいので行ったら是非買ってみてください。駅でも買えます。
資料館も見ましたが中は撮影禁止だったので、敷地内で飼われている鹿達の写真でも…

猫ちゃんと鹿

猫ちゃんと鹿

…撮ろうと思ったら、そこには鹿を眺める猫ちゃんの姿が!
人に慣れてるのか全然動かなかったので、コソッと撮らせてもらいました…!可愛い!

みしまコロッケを昼食に食べつつ最終目的地、佐野美術館へ

佐野美術館

佐野美術館

到着!!相変わらず天気は悪い(泣)
今回の企画展は「名刀への道」です。
私の目当ては松井江だったのですが、あれ佐野美術館所蔵なんですね。普通にびっくりした。
丸みの少ない鋒で、どこか冷たい雰囲気を纏った素敵な刀でした!
佐野美術館が刀剣を多く所蔵してある美術館であることもあり、
かなり見応えのある展示でした!また行きたい!

ここまで読んでくださりありがとうございました(*’▽’*)
人混みには気をつけつつ春休みを楽しみたいですね。
それでは!

下村

 

ウーロン茶なの⁈紅茶なの⁈

2020 年 2 月 18 日 投稿者:しず大棚けん

はじめまして!今年度から入部しました、教育学部2年の小島です。

静岡大学では11日から春休みが始まっているのですが、私はまだ集中講義と課題で春休みに入った気がしません…😢

さて、今回は2月15日に行われた活動について紹介します。

午前中は畔の補修を行いました。(私はスイハニングをしていたため、手伝えませんでした…皆さんお疲れ様です‼)

午後からは紅茶づくりを体験しました!
主に揉捻(じゅうねん)という、茶葉を揉んだり捻ったりという作業を30分ほど行いました。
この作業の出来次第で紅茶の味が変わるのですが、私が揉捻した紅茶は…

左がれっきとした紅茶で右が私が揉捻したものです。
ウーロン茶風で苦味の強い紅茶になってしまいました😅
見た目を比べてみても色がまるで違いますね。

棚けんでは農作業やスイハニング、紅茶づくり等々貴重な体験ができるので、もうすでに入部してよかったと作業を重ねるごとに思います。

今回の紹介は以上です。
拙い文章で恐縮ですが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
小島

 

棚けんのバレンタインデー事情

2020 年 2 月 15 日 投稿者:しず大棚けん

皆さんこんにちは!お久しぶりのブログになりますね。
担当は2年の外園です、よろしくお願いします( ‘ ω ‘ )ゞ

さあさあ、この時期のブログといえば!
そう、バレンタインデー企画~~~!!
静大生はだいたい期末テストが終わるとすぐこの日がやって参ります。
ということで、今年のたなけんメンバーのバレンタインデー事情を聞いてみました。

 

まずは1年生から!こちら~~
下村ちゃん作のレモンタルトです!
すごくないですかこのクオリティー…!
レモンタルトにするチョイスといい、このデコレーションといい、素晴らしすぎる!
これはもらったら確実に嬉しいですよね~~!
私が小学生だったころ学校では友チョコが大流行してましたが、
この子の作るお菓子は最強に美味しい!っていうのがありましたね。
私もそんなキラキラ枠になりたかったです…まだ間に合いますか下村ちゃん…!

 

そろそろ次の紹介に移ります!続いては2年生から、
ゆいちゃん作のくまちゃんクッキーです!
かわいい!かわいいのがいっぱい!
こういうシンプルにかわいいもの好きですね~(*‘ω‘ *)

ゆいちゃんからはさらにもう1枚写真が届いております。

(諸々が分からないので、ぼかしで失礼します…!)

こちら、自分用のチョコとして百貨店にて約1万円分購入したそうです!
これが大学生の余裕(?)…!
最近は自分用にバレンタインチョコを買う人が多いと聞きますね。
バイト先でも、自分で食べます!って方が結構いらっしゃるように思えます。
やっぱり勉強でも仕事でも、頑張った自分へのご褒美って大切ですよね!

 

最後に、私が作ったお菓子も載せちゃいます!
外園作のチョコテリーヌです!
ただただ某動画サイトのおすすめにでてきたので作ってみました!
(どんどんキッチンを荒らしていく私を見て、母が苦笑していたのは内緒です…!)
「テリーヌ作った!」って字面がおしゃれですよね、
味はどうあれ( ̄▽ ̄;)

 

こんな感じで大学生の生態が1つ明らかになったところで、紹介は終わりにしたいと思います。
たなけんのキラキラ女子(男子)が増えたら、お昼ご飯が豪華になったりするんでしょうか…??
でもなんといったって、先輩が残してくれた秘伝のレシピ(お米炊き方マニュアル)がありますからね!
美味しいお米が食べられるのはたなけんの特権でもあります!
えーと、気になる方はぜひ棚田でお待ちしております~!

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
外園

あぜ道アート&青空農園ミーティング

2020 年 1 月 30 日 投稿者:しず大棚けん

みなさんこんにちは!

2年の相原です。最近寒くなったり暑くなったりと気温が安定しませんね。体調を崩さないよう気をつけていきたいです!

さて、今回は1月30日に行われたミーティングについてお話ししたいと思います。
まず最初に畔の補修、通水の振り返りです。
熊手を壊してしまったのは、慣れてないため力が入りすぎたとかでしょうか。次回以降気をつけていきたいですね。
今回はあまり振り返りの意見が上がりませんでした…
最近このようなことが多い気がするので少し気を引き締めたいなと思います!

次に畦道アートと青空農園について話します。

あぜ道アートについての意見が3つ出ましたね!
先週の分と合わせて5つ出ました。
個人的には、棚田の道しるべがいいかな〜と思いました!

次に青空農園についてです。
かなり色々な植物が候補に上がりましたね!
上半分はかなりおしゃれなかんじですね(レモングラスって僕知らない…笑)
ちなみに矢印の添削は菊池先生のものです(さすが営農班長!)
このなかでどれを育てるのか非常に楽しみですね〜

それでは今回はこれで失礼します。
来週はテスト期間なのでブログの更新はなしとなっています、ご了承ください。
相原

畦の補修だ!

2020 年 1 月 27 日 投稿者:しず大棚けん

どうもおはようございます、こんにちは、こんばんは!
期末テストの恐怖に怯え過ぎて夜もぐっすり眠れている農学部1年の福田です。

さて今回の25日に行われた畔道の修復について紹介したいと思います。

テスト勉強期間ということもあり参加者は普段の活動よりも少なく寂しさを感じましたが頑張りました!!!

(みんなで畦道を一から作るよー!)

みんなで一から畦道を作るよー!

 


結構うまくできたかも~!

 

方法は田んぼの中の土を畔の上に盛って固めるというものでした。
この作業が結構大変で、土が硬かったり、柔らかかったりと土を固めるのに一苦労しました。

通水作業は行われなかったのですが、次の作業の際に通水された棚田の風景を見るのがとても楽しみです。
とても、わくわくすっぞ!
これで今回の活動の紹介は終わりです!

畦道の修復...畦道...畦道アートが3月にあります!
ということで3月にやる畦道アートがとても楽しみですv(^-^)v
(その前にキャッチコピー決めなきゃ...)

期末テストがある方は頑張りましょう!
以上、福田でした。

令和元年度大田笑市はたちの集い ~拝啓 15の君へ~

2020 年 1 月 13 日 投稿者:しず大棚けん

令和元年が終わってしまいましたね。少し寂しい菊池です。僕は1月3日に行われたはたちの集い(成人式)に参加してきました。……わかります、なぜ女性に書かせないのか? そうお思いでしょう。女性の晴れ姿が見たいのに! 僕もそう思います。でもこれだけは言わせて下さい。僕は頼まれてしまったから書くのであって、自ら書きたいと言った訳ではないのです。


「袋は付けますか?」
その言葉を聞き、私は帰ってきたのだと実感した。

新幹線を降り改札を出ると、いつもの閑散とした駅からは想像ができないほどに人で混み合っていた。ロータリーには旅館のバスが多く停まっており、利用者の多くは観光客だとわかった。彼らはきっと那須か塩原のどちらかに行き、スキーや温泉を楽しむのだろう。
そんな観光客とは対照的に、私は父親の車で実家のある大田原に向かった。町を出て2年弱が経ったが、私のいない間に、市役所は新しくなり、新しい道が完成し、スターバックスができていた。そこは私の知っている大田原ではなく、なんとなく不安を覚えた。

その夜、新しくできたクスリのアオキに行ってみた。駐車場は無駄に広かったが、店内はガラガラの客入りだった。私は稼働している唯一のレジに向かい、会計を済ませた。
「袋は付けますか?」
店員の女性はそう言った。若くて可愛い顔をしているのに、何ということだ。その言葉は完全になまっていた。これだよ、この抑揚のない話し方こそ大田原市民だ。
「ああ、ここで働きたい」そう感じさせる田舎のドラックストアだった。

次の日、私は「はたちの集い」に参加した。成人年齢の引き下げに伴い、「成人式」から名称を変更したそうだ。内容としては、市民憲章を読み、お偉い方の話を聞き、パイプオルガンの演奏を聴くというものだった。式中は特に何も起きずに、面白くはなかった。
午後は小学校でタイムカプセルの取り出しを行った。しかし、タイムカプセルの入った箱を開ける鍵が無く、結局中身は見られなかった。幹事の段取りが悪かったのだろうが、誰もそれを批判しなかった。

夜、結婚式場にて中学校の同窓会が開かれた。最近結婚式を挙げる人が少ないので、式場も宴会場として使われているようだ。食事はビュッフェ形式で、テーブルには椅子が無く、自由に動けるようになっていた。飲み物はバーのような場所があり、バーテンダー的な人が酒を作ってくれた。
食事はほどほどに、私はバーのカウンターで酒を飲みながら旧友と話し込んでいた。5年ぶりに会ったというのに、すぐにあの頃のように戻れた。9年間一緒に過ごした時間は、決して忘れられるものではなかった。馬鹿なことを言い合い、馬鹿なことばかりをしていたあの時代が、とても懐かしく思えた。
男はほとんど変わっていなかった。女性はほとんど誰だかわからなかった。しかし、学生・ニート・浪人生・社会人、皆立場は違っても、根底にあるものは同じだった。同じコミュニティに属し、そこから離れられないのだ。
—―いくら街並みは変わっても、そこで生きる人々は、何も変わっていなかった。

同窓会はあっという間に終わってしまった。……もう彼らとは一生会えないかもしれない。なんとなく、その場を離れたくなかった。
「一緒に帰っか?」
自分の車で来ていた友人にそう言われた。中学の時には、彼が仕事をして車を持っている姿など想像できただろうか? スーツ姿の彼の運転する車に乗る日が来るなんて……。
「帰るべ!」
この時の私はきっと笑顔だったのだろう。彼の言葉は最高に嬉しかった。
「家に着かなければいいのに」と心から思った。もっとあの頃の感覚を味わっていたかった。
—―いつかこの町に帰って来たい。しみじみと思う。だが、この町には私の望むような仕事はない。果たしていつ戻って来られるのだろうか? ああ、こんな想いをするのならば、帰って来なければ良かった……。

拝啓 15の君へ
手紙ありがとう。君の頑張りのおかげで今の私がいます。君の描いていた人生とは少し違うけれど、それなりに充実した日々を送っているよ。今は勉強ばかりで辛いだろうけど、仲間との日々を大切に過ごしてね。
「たとえ叶わない夢だとしても追い続けろ! きっと良いことがある」
良いこと書くね。名言だよ。
これからもっと幸せになれるよう頑張ります。君も頑張ってね。
20の君より

—―旅たちの朝、ひらひらとふっかけた雪は、地面に辿り着くことはなく、空に消えていった。

 

地元が恋しくなった 菊池


error: Content is protected !!