Archive for the ‘稲刈り・秋冬の棚田’ Category

せんがまち通信2017年8月号発行しました!

日曜日, 8月 27th, 2017 投稿者:あまの

棚田オーナーの皆さん、賛助会員の皆さん、遅くなってしまい、すいません!

せんがまち通信2017年8月号を発行しました!

8月は夏休みということもあり、イベントもりだくさんな1ヶ月となりました。
9月は草取り・草刈りイベントスガイづくり体験を予定しています。
稲刈り前最後の作業!多くの方のご参加、お待ちしております!

まだまだ暑い日が続きます!お身体にお気を付け下さい!

★月刊せんがまち通信はどうやったら手に入る?★
月刊せんがまち通信は、棚田オーナーの方、賛助会員の方へお届けしている、ニュースレターです。
棚田オーナーは毎年、1月~5月のみの受付ですが、賛助会員は年中受付しております!
詳しくはこちらをご覧ください!

投稿者 あまの

2/18は静大棚田研究会と一緒にジャガイモを植えよう!

土曜日, 2月 11th, 2017 投稿者:あまの

せんがまちで残る耕作放棄地は、過去の水路が壊れてしまっていて、実は水田に戻すのが困難な状況です。
そこで、6年前から静大棚田研究会の学生が、耕作放棄地を開墾し、畑として再利用できないかと様々なチャレンジを行っています。(個人的に、「耕作放棄地復活プロジェクト」と呼んでいます。浸透してくれるかな・・・)

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先日のブログでもお伝えしましたが、2月18日(土)は定例の保全作業日
その日の午後は、棚田研究会の学生たちが青空農園でジャガイモを植えてくれます。

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当日は今まで耕した土を再度耕し、畝をつくって、種イモを植えるところまで、学生たちと一緒に体験できます。
午前中の棚田の保全作業と合わせて、ぜひご参加ください!

投稿者 あまの

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たまには田舎でステキ体験
2017年度棚田オーナー募集中!
詳しくはこちら
https://www.tanada1504.net/owner.html
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ニホンアカガエルの産卵が始まりました!

火曜日, 1月 31st, 2017 投稿者:あまの

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ついに、ニホンアカガエルの産卵がせんがまちで始まりました!
例年はもう少し早いのですが、今年は1月末から急激に冷え込み、冬水田んぼをするも氷が張って、なかなか卵が確認できませんでした。
事務局内でも心配していましたが、無事に1月30日朝に確認ができました。

ニホンアカガエルは、静岡県の絶滅危惧種Ⅱ類に分類される貴重なカエルです。
個体数の減少も見られていますが、せんがまちは棚田を守り、産卵する冬の時期に棚田に水を張ることによって、県内屈指の一大繁殖地になっています。

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2月18日(土)の畦の補修体験会では、ニホンアカガエルの観察もできます。
作業をしながら、なかなか見ることのできない卵に触ってみましょう。

2月18日(土)のイベントはこちら。まだまだ参加者募集中です!

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たまには田舎でステキ体験
2017年度棚田オーナー募集中!
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投稿者 あまの

 

 

【参加者募集中!】2/18(土)畦の補修・棚田オーナー現地説明会・畑作体験

金曜日, 1月 27th, 2017 投稿者:あまの

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1月に行った畦の補修体験に続いて、補修第2弾です。

少し春の陽気が広がる中で、保全体験をしませんか?
また、お昼ご飯を食べながら、「せんがまちってどんなところ?」「棚田オーナーになるとどんなことができるのか?」といった話が聞ける「現地説明会」も同日開催します
少しずつお申込みを頂いていますが、まだ検討しているよ~という方は、この機会にぜひご参加ください!

■日時
2017年2月18日(土)9:00~13:00
8:40~公会堂前で受付開始
午前中のみの参加もできます。
午後も残って保全作業や畑づくりの体験も可能です
■会場
倉沢の棚田せんがまち・上倉沢公会堂
(菊川市倉沢1121-1)
アクセスはこちら
https://www.tanada1504.net/access.html
※駐車場もございます。上倉沢公会堂向かいの広場をご利用ください。
■内容
9:00~11:30 畔の補修
11:30~13:00 昼食(スイハニング)
※昼食時、12:30頃から「棚田オーナー説明会」を実施します。
※午後は、午前の保全作業の残りと畑耕作もお手伝い頂けます。
■対象
棚田保全・自然体験・農業体験に興味のある方
今年度の棚田オーナーを検討されている方
■持ち物
長靴、長袖の汚れてもいい服、着替え、保険証、軍手、タオル
※昼食を食べられる方はおにぎりに入れたい具などをご持参ください、みんなでシェアしましょう。

ご参加希望の方は、事前予約は必要ないので、当日棚田でお越しください。
Facebookをやられている方は、こちらのFacebookページへのいいね!とイベントページで参加を「ポチッ」として頂けると嬉しいです。

よろしくお願いいたします!

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たまには田舎でステキ体験
2017年度棚田オーナー募集中!
詳しくはこちら
https://www.tanada1504.net/owner.html
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投稿者 あまの

新年初の保全活動

月曜日, 1月 23rd, 2017 投稿者:あまの

昨日は新年初の保全活動。
底冷えする寒さの中、昨年度棚田オーナーの方や、「はじめてきました!」という方など、計11名の方がせんがまちにやってきてくださいました。棚けんメンバーや地元メンバーを含めると約30名近くで畦の補修に取り組むことが出来ました。

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先週から一足先に冬水田んぼを始めたので、棚田には氷も貼っていました。

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幅が大きい!子どもたちも大喜びです。氷の上に立とうとしたり、割って楽しむ子もいました。

久しぶりにミノムシも発見。

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そして水が入っていない田んぼには、動物の足跡も?
参加してくださった方が発見してくださいました。

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足跡の横幅の狭さや形から、恐らく近くに生息しているカモシカのようです。過去にはカモシカに遭遇することも何度かありました。そんなカモシカ遭遇劇はこちら

お昼も食べた後は、残ってくださった方、また午後から「近くに来たので寄ってみました」という方も交えて棚田の水口の調整と、棚田研究会が取り組む「青空農園」の整備を行いました。
毎年様々な農作物を耕作放棄地化してしまった棚田でつくろう!と頑張っている彼ら。
今年は新班長の竹内くん(棚田研究会営農班長・静岡大学農学部2年生)を中心に、ニンニクや玉ねぎをさっそく育てています。ジャガイモや大豆も今年はチャレンジするそうです、楽しみ!

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次回の保全活動は2月18日(土)9:00~です!
みなさんもぜひご参加ください!

投稿者 あまの

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2017年度棚田オーナー募集中!
詳しくはこちら
https://www.tanada1504.net/owner.html
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※追記しました【参加者募集中!】1/22(日)新年初保全作業を行います!

木曜日, 1月 5th, 2017 投稿者:あまの

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※1月8日に追記しました。赤字をご確認ください。

2017年もいよいよスタートしましたね!今年も地元のみなさん、棚田オーナーのみなさん、ボランティアスタッフ&静大棚けんのみなさんと一緒に、せんがまちの保全に取り組んでまいります!
読者のみなさんもぜひ、応援よろしくお願いします!

新年最初の保全作業は「畦の補修」です。
棚田の特徴ともいえる「畦」は、一年で崩れてしまう箇所もあり、そこから水が漏れてしまい、上手く下の田んぼにまで水が行き届かないこともあります。そうなると、稲の生育にも影響が出てしまうのです。
なので、1月の水を入れていない時期に丁寧に補修をして、稲作の土台をつくるのが今回の作業です。

また、せんがまちは静岡県の絶滅危惧Ⅱ種の「ニホンアカガエル」のコロニー(繁殖地)として、県内最大のエリアで、畦の補修後に「冬水田んぼ」として田んぼに水を流します。命のゆりかごとしての機能ももっているんですよ!

■日時
2017年1月22日(日)9:00~12:00
8:40~公会堂前で受付開始
■会場
倉沢の棚田せんがまち・上倉沢公会堂
(菊川市倉沢1121-1)
アクセスはこちら
https://www.tanada1504.net/access.html
※駐車場もございます。上倉沢公会堂向かいの広場をご利用ください。
■内容
畦の補修
■対象
棚田保全・自然体験・農業体験に興味のある方
今年度の棚田オーナーを検討されている方
■持ち物
長靴、長袖の汚れてもいい服、着替え、保険証、軍手、タオル

【追記1】
お昼ごはんに棚田米をご用意します。みんなでオニギリを作って食べましょう。
ご希望の方はオニギリに入れるお好きな具材をお持ちいただけると助かります。

【追記2】
午後も残って作業したい方も大歓迎です。
湧水や天候次第で草の野焼きを行います。

ご参加希望の方は、事前予約は必要ないので、当日棚田でお越しください。

まだ来たことがない方も大歓迎!スタッフや大学生があたたかくお迎えします!
たくさんの方のご参加、お待ちしております!

投稿者 あまの

ソバの脱穀が完了しました!

火曜日, 12月 6th, 2016 投稿者:あまの

晴天の中、土曜日にソバの脱穀をしました。

「よーし、脱穀機使ってやってみるぞー!」と意気込んだものの、寒さのせいか、脱穀機がなかなか動かず。最終的に、棚田米の脱穀最中にベルトが切れてしまった脱穀機を直して使うことになりました。

歯車を回転させていくためのベルトなのですが、ここは私天野、理系出身なのでちょちょいのちょい…ちょ…ちょちょい…

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最後はパワープレーで完成。

無事に復活した脱穀機で、早速ソバを脱穀。

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そもそも、脱穀機でソバの実が脱穀できるか心配でしたが…無事に実をとることができました。
やっぱり農業機械はすごい!よく考えられた仕組みだなぁと実感しました。

 

今回脱穀したソバの実は、12/10(土)のソバ打ち教室@せんがまちにて、使用します。
まだまだ申込み受付中ですので、ご都合の良い方はぜひ!
詳しくはこちらをご覧ください。

青空ポカポカ陽気の中、楽しい一日でした。

投稿者 あまの

ソバの収穫が終わりました!

日曜日, 11月 13th, 2016 投稿者:あまの

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「ソバの収穫体験」が終わりました。ご参加くださいました皆さん、ありがとうございました!

なかなか体験する機会がない「ソバの収穫」ですが、皆さんはソバの実って、どうやってなるか、知っていますか?

 

あまり知られていない、ソバの実ができる様子はこれだ!1、2、3!(古い)

 

 

 

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どーん

分かりにくいですが、白い花の根元に実がなっているのが分かります。これがソバの実です。

種をまいてから、だいたい1か月くらいで小さな白い花を咲かせ、少し経つと実をつけていきます。
荒地、やせ地でも育つため、昔からあらゆる地域で作られていたそうです。

収穫作業自体はとっても簡単。
稲刈りの要領で茎ごと刈り取り、藁で結っていき、乾燥させるという3ステップです。乾燥が終わったら、脱穀作業で実を落としていきます(今回はハズ掛けするまでを体験してもらいました)

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一般的にはソバ粉にして、ソバを打って食べますが、徳島県では「ソバ雑炊」といって、ソバの実のまま食べる文化もあるそうです。地域によって様々で、おもしろいですね。

今回、収穫したソバは粉にして、12月10日(土)に行われるソバ打ち教室で使用します。こちらももう少ししたら、募集ページを立てますので、ご期待ください!

投稿者 あまの

11/12(土)ソバの収穫体験参加者募集中です!

金曜日, 11月 4th, 2016 投稿者:あまの

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11月12日(土)は夏過ぎに播いた「ソバ」の収穫体験を行います。

「ソバ」って、収穫したことありますか?たぶんないですよね(笑)

ソバは播いてから、芽が出て、キレイな白い花を咲かせます。
ここから茶色い「実」をつけていくのですが、この実がソバのもと。
この実を粉にして「ソバ粉」が出来ていきます。

この機会に、ぜひ体験してみてくださいね。

日時 11月12日(土)9:00~(8:30受付開始)
11:30作業終了予定

場所 上倉沢公会堂

持ち物 汚れていい服、長袖

※予約は不要です。ご参加希望の方は、9:00までに公会堂前で受付をお願いします

この日はお昼ごはんにスイハニング(おにぎりづくり)をしますので、こちらも合わせて、ぜひご参加ください。

投稿者 あまの

昔ながらの脱穀機で脱穀体験

日曜日, 10月 23rd, 2016 投稿者:あまの

快晴の中、昨日脱穀作業が行われました。ハズ掛けして乾燥させたもち米、うるち米を脱穀機で籾(モミ)をとっていきます。

地元メンバーがエンジン式脱穀機で作業する中、公会堂前では棚田オーナーの皆さんと一緒に、恐らく大正時代頃に作られたであろう、脱穀機で古代米の脱穀体験を行いました。

そんな昔ながらの脱穀機がこちら

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メーカーのラベルも貼られていないので、恐らくお手製の脱穀機とのこと。足踏み式なので、上下運動で歯車を回し、互い違いに付けられた針金のわっかで脱穀していきます。

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ちなみに最初は一人でやってみたものの、なかなか難しい…

 

「これ、二人一組でやった方がいいんじゃない」
「(一同)なるほど!」

 

ということで、物は試しとやってみた結果・・・

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「やりやすーい!」
一人が足踏みで脱穀機を回転させ、もう一人が稲を広げて脱穀していきます。回転数が上がり、キレイに籾(モミ)を分けれました。昔は子どもに足で踏ませて手伝ってもらったのかもしれませんね。

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さて、ここから実が軽いものや稲のくずを仕分けしていきますが、通常は送風機などで風を送り、軽いものを吹き飛ばして選別をしますが、そんな機械はありません。
ということで

 

「最後は人力だ!」

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一人が箕(ミ)をゆすって高いところから籾を落としていき、周りから段ボールなどで仰いで風を送ります。6人くらいで風を送ることで、見事に選別ができました(人間の力ってすごい!)

便利さや効率を追い求めて、機械化が進みましたが、基本的な構造や仕組み、段取りは今も昔も変わっていないそうです。
先人の知恵や苦労を感じられる3時間でした。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

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