Archive for the ‘菊川市・上倉沢地区’ Category

「マイ紅茶をつくろう!」やってみました

月曜日, 1月 16th, 2017 投稿者:あまの

昨日は棚田研究会の学生とNPOメンバーで、打ち合わせ。
棚田オーナーや一般の方にも参加頂ける体験プログラムを増やすことを2017年はテーマにしているのですが、「まずは自分たちで体験をしてみよう」ということで、内々で開催してみました。

やってみたのは

こちら

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茶草場農法でつくった菊川茶葉です。
これで「マイ紅茶をつくろう!」というのが今回のお題です。
紅茶づくりは、温かい場所(発酵には40度近い環境が必要です)で行うのが基本。

この日は、最強寒波襲来中。
公会堂の中もキンキンに冷えています。

果たして、本当に紅茶がつくれるのか…
誰もが心配していましたが…

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こんな感じで、見事に完成!

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作り方や発酵の仕方を変えて飲み比べてもみましたが、
一人ひとり、渋みがあったり、緑茶の風味があったり、これってウーロン茶では?
というような味の違いがあって、おもしろかったです。

結論、「冬でも紅茶はつくれる!」

次の冬はもちろん、夏にも茶草場農法で育てた茶葉で紅茶づくりを行えそうです。
ぜひ、みなさんも体験しにきてくださいね。

投稿者 あまの

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たまには田舎でステキ体験
2017年度棚田オーナー募集中!
詳しくはこちら
https://www.tanada1504.net/owner.html
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※追記しました【参加者募集中!】1/22(日)新年初保全作業を行います!

木曜日, 1月 5th, 2017 投稿者:あまの

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※1月8日に追記しました。赤字をご確認ください。

2017年もいよいよスタートしましたね!今年も地元のみなさん、棚田オーナーのみなさん、ボランティアスタッフ&静大棚けんのみなさんと一緒に、せんがまちの保全に取り組んでまいります!
読者のみなさんもぜひ、応援よろしくお願いします!

新年最初の保全作業は「畦の補修」です。
棚田の特徴ともいえる「畦」は、一年で崩れてしまう箇所もあり、そこから水が漏れてしまい、上手く下の田んぼにまで水が行き届かないこともあります。そうなると、稲の生育にも影響が出てしまうのです。
なので、1月の水を入れていない時期に丁寧に補修をして、稲作の土台をつくるのが今回の作業です。

また、せんがまちは静岡県の絶滅危惧Ⅱ種の「ニホンアカガエル」のコロニー(繁殖地)として、県内最大のエリアで、畦の補修後に「冬水田んぼ」として田んぼに水を流します。命のゆりかごとしての機能ももっているんですよ!

■日時
2017年1月22日(日)9:00~12:00
8:40~公会堂前で受付開始
■会場
倉沢の棚田せんがまち・上倉沢公会堂
(菊川市倉沢1121-1)
アクセスはこちら
https://www.tanada1504.net/access.html
※駐車場もございます。上倉沢公会堂向かいの広場をご利用ください。
■内容
畦の補修
■対象
棚田保全・自然体験・農業体験に興味のある方
今年度の棚田オーナーを検討されている方
■持ち物
長靴、長袖の汚れてもいい服、着替え、保険証、軍手、タオル

【追記1】
お昼ごはんに棚田米をご用意します。みんなでオニギリを作って食べましょう。
ご希望の方はオニギリに入れるお好きな具材をお持ちいただけると助かります。

【追記2】
午後も残って作業したい方も大歓迎です。
湧水や天候次第で草の野焼きを行います。

ご参加希望の方は、事前予約は必要ないので、当日棚田でお越しください。

まだ来たことがない方も大歓迎!スタッフや大学生があたたかくお迎えします!
たくさんの方のご参加、お待ちしております!

投稿者 あまの

【予約解禁】ソバ打ち教室・手作りしめ縄教室2016

金曜日, 11月 25th, 2016 投稿者:あまの

毎年恒例の行事となりました、ソバ打ち教室と手作りしめ縄教室の予約を本日より解禁しました。

2016年最後のせんがまちでの体験イベントです。ご家族と、お友達と、お気軽にご参加くださいね。
同じ12月10日(土)に行うので、一日で2つ楽しめます!

ソバ打ち教室

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12月10日(土)9:00~受付開始 9:30~13:00予定
会 場:上倉沢公会堂
参加費:お一人1,500円
・せんがまちで収穫したソバを使って、自分たちで打って、切って、ゆでて、味わえます。
・お持ち帰り用のソバもつくります。

手作りしめ縄教室

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12月10日(土)13:00~受付開始 13:30~15:30予定
会 場:上倉沢公会堂
参加費:しめ縄1本500円
・小さいお子さんでも簡単につくれる手作りしめ縄を作ります。
・NPO法人せんがまち棚田倶楽部事務局長の堀さんが講師です。

お申し込み方法

お申込は「棚田いこうよ.net」メールでのお問合せフォームから
★ お問い合わせフォームはこちら
※必要事項を記入し備考欄へ
◎参加者代表者氏名
◎人数
◎参加希望の教室「ソバ打ち教室」「しめ縄教室」両方参加もOK
を記入し送信してください。

投稿者 あまの

ソバの収穫が終わりました!

日曜日, 11月 13th, 2016 投稿者:あまの

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「ソバの収穫体験」が終わりました。ご参加くださいました皆さん、ありがとうございました!

なかなか体験する機会がない「ソバの収穫」ですが、皆さんはソバの実って、どうやってなるか、知っていますか?

 

あまり知られていない、ソバの実ができる様子はこれだ!1、2、3!(古い)

 

 

 

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どーん

分かりにくいですが、白い花の根元に実がなっているのが分かります。これがソバの実です。

種をまいてから、だいたい1か月くらいで小さな白い花を咲かせ、少し経つと実をつけていきます。
荒地、やせ地でも育つため、昔からあらゆる地域で作られていたそうです。

収穫作業自体はとっても簡単。
稲刈りの要領で茎ごと刈り取り、藁で結っていき、乾燥させるという3ステップです。乾燥が終わったら、脱穀作業で実を落としていきます(今回はハズ掛けするまでを体験してもらいました)

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一般的にはソバ粉にして、ソバを打って食べますが、徳島県では「ソバ雑炊」といって、ソバの実のまま食べる文化もあるそうです。地域によって様々で、おもしろいですね。

今回、収穫したソバは粉にして、12月10日(土)に行われるソバ打ち教室で使用します。こちらももう少ししたら、募集ページを立てますので、ご期待ください!

投稿者 あまの

11/12(土)ソバの収穫体験参加者募集中です!

金曜日, 11月 4th, 2016 投稿者:あまの

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11月12日(土)は夏過ぎに播いた「ソバ」の収穫体験を行います。

「ソバ」って、収穫したことありますか?たぶんないですよね(笑)

ソバは播いてから、芽が出て、キレイな白い花を咲かせます。
ここから茶色い「実」をつけていくのですが、この実がソバのもと。
この実を粉にして「ソバ粉」が出来ていきます。

この機会に、ぜひ体験してみてくださいね。

日時 11月12日(土)9:00~(8:30受付開始)
11:30作業終了予定

場所 上倉沢公会堂

持ち物 汚れていい服、長袖

※予約は不要です。ご参加希望の方は、9:00までに公会堂前で受付をお願いします

この日はお昼ごはんにスイハニング(おにぎりづくり)をしますので、こちらも合わせて、ぜひご参加ください。

投稿者 あまの

昔ながらの脱穀機で脱穀体験

日曜日, 10月 23rd, 2016 投稿者:あまの

快晴の中、昨日脱穀作業が行われました。ハズ掛けして乾燥させたもち米、うるち米を脱穀機で籾(モミ)をとっていきます。

地元メンバーがエンジン式脱穀機で作業する中、公会堂前では棚田オーナーの皆さんと一緒に、恐らく大正時代頃に作られたであろう、脱穀機で古代米の脱穀体験を行いました。

そんな昔ながらの脱穀機がこちら

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メーカーのラベルも貼られていないので、恐らくお手製の脱穀機とのこと。足踏み式なので、上下運動で歯車を回し、互い違いに付けられた針金のわっかで脱穀していきます。

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ちなみに最初は一人でやってみたものの、なかなか難しい…

 

「これ、二人一組でやった方がいいんじゃない」
「(一同)なるほど!」

 

ということで、物は試しとやってみた結果・・・

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「やりやすーい!」
一人が足踏みで脱穀機を回転させ、もう一人が稲を広げて脱穀していきます。回転数が上がり、キレイに籾(モミ)を分けれました。昔は子どもに足で踏ませて手伝ってもらったのかもしれませんね。

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さて、ここから実が軽いものや稲のくずを仕分けしていきますが、通常は送風機などで風を送り、軽いものを吹き飛ばして選別をしますが、そんな機械はありません。
ということで

 

「最後は人力だ!」

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一人が箕(ミ)をゆすって高いところから籾を落としていき、周りから段ボールなどで仰いで風を送ります。6人くらいで風を送ることで、見事に選別ができました(人間の力ってすごい!)

便利さや効率を追い求めて、機械化が進みましたが、基本的な構造や仕組み、段取りは今も昔も変わっていないそうです。
先人の知恵や苦労を感じられる3時間でした。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

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10月~12月のイベント・お知らせ

火曜日, 10月 18th, 2016 投稿者:あまの

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棚田オーナーのみなさんへは、明日発想するせんがまち通信11月号で情報をお届けしますが、10月~12月までのイベントやメディア出演のお知らせです!

10月22日(土)9:00~11:30
脱穀作業体験@せんがまちの棚田
稲から籾(モミ)を分ける脱穀作業です。今回は古代米を足踏み式脱穀機を使う脱穀体験も実施します。

10月27日・28日(木・金)
世界お茶祭り2016@静岡市グランシップ
世界お茶祭りに茶草場農法の取り組み紹介として、NPOメンバーがブース出展します!静岡市のお近くにお住いの方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
詳しくはこちら↓
http://www.ocha-festival.jp/2016/archives/166

11月5日(土)9:30~
静岡あさひテレビ「サタハピしずおか」にて、堀事務局長が生出演決定!
先日収録した棚田の作業風景も放映されます!

11月12日(土)9:00~11:30
ソバの収穫体験@せんがまちの棚田
先日植えたソバが11月中旬には収穫を迎えられそうです。なかなか機会のない、ソバの収穫をぜひこの機会に体験してみてくださいね。

12月10日(土)9:30~/13:30~
ソバ打ち教室&手作りしめ縄教室@せんがまちの棚田
11月に収穫するソバの実を使ったソバ打ち教室と、藁を使って手作りできるしめ縄教室を開催!どちらも子どもたちから人気の体験イベントです。

ソバ打ち教室
9:30~13:00(参加費 一人500円)

手作りしめ縄教室
13:30~15:30(参加費 しめ縄1本500円)

※詳細は、後日ブログにUPします

秋から冬も、せんがまちを体験し尽くしてくださいね。

2016年の稲刈りも無事に終了!

月曜日, 10月 10th, 2016 投稿者:あまの

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せんがまちの稲刈りも昨日、無事に終了しました!

あいにくの雨模様からのスタートとなった2日間でしたが、両日ともに、途中から秋晴れの天気。参加者の皆さんの熱気とやる気で雨雲も吹き飛ばして、晴天の中で作業に取り組めました。

今年は夏の草刈り・草取りがちょっと不十分で、雑草が元気いっぱい!稲の中にヒエやヨシが混ざっての作業もあり、農業の大変さを実感頂けたかと思います。

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こどもたちも、自分たちのできることでお手伝い。稲を結ったり、運んだりと、大活躍でした!

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「また来年もきたい」とおっしゃってくださる方もいて、事務局として嬉しい限りです。「戻ってきたい」と思える場所として、これからもはぐくんでいこうと思います。

棚田オーナーのみなさんはじめ、多くの方々の支えのおかげで今年も収穫の秋を迎えることができました。みなさん、本当にありがとうございました!

 

投稿者 あまの

いよいよ今週末は稲刈りです!

月曜日, 10月 3rd, 2016 投稿者:あまの
昨年の稲刈り作業の様子

昨年の稲刈り作業の様子

ついに今週末となりました、倉沢の棚田せんがまちの稲刈り作業。

お昼は収穫祭も兼ねて、美味しいお餅やお弁当、また静岡大学棚田研究会の棚田市場もオープンします。直前の台風が心配ですが・・・稲の生命力を信じて、稲刈りの準備を進めましょう。

<棚田オーナーの皆様>

先日発送・メールさせて頂きました「せんがまち通信10月号」に稲刈りの出欠席確認案内を送らせて頂きましたので、ご返信をお願いいたします。

また、当日の服装については「棚田いこうよ」のページにイラストでまとめてありますので、そちらもご確認くださいね。

投稿者 あまの

秋の夜長の「お月見コンサート 2016」

金曜日, 9月 23rd, 2016 投稿者:あまの

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9月17日(土)は静岡大学棚田研究会主催「せんがまちお月見コンサート」が開催されました。

団体との調整やチラシの作成、当日の運営まで、ほとんどを大学生が企画・準備。リーダーを中心によく頑張ってくれました。

ちなみに地元のおじさんや大人たちは、ステージづくりと交通整備。

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適材適所で仕事を分担してきました。

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コンサートは夕方から、金谷高校書道部のパフォーマンスにはじまり、菊川吹奏楽団の演奏、オカリナ同好会、潮海寺祇園囃子、そして静岡大学のGARDEN オノマトペ龍韻太鼓と幅広い演奏者の方々に出演頂きました。出演頂きました皆様、ありがとうございました。

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曇り空でしたが、最後には満月も顔を出して、また幻想的な棚田の風景にも出会えました。

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投稿者 あまの