静大の地域連携応援プロジェクト

2012 年 4 月 20 日 金曜日 投稿者:しず大棚けん

地域×大学生-静岡大学の取り組み

昨日のミーティングの後に、静岡大学で行われた「地域連携応援プロジェクト報告会」に参加してきました。これは静岡大学の学生・教職員の地域連携活動を活性化し、地域社会と連携した静岡大学を実現するための活動を支援する企画です。1プロジェクトに上限25万円の助成があります。

報告会では平成23年度のプロジェクトの内4つの報告があり、地域の人と大学生が主体となった活動で面白くて勉強になりました。

①日詰先生のゼミが中心となった静岡の地場産業の振興プロジェクト…江戸時代から続く職人の街=静岡の地場産業を多くの人に知ってもらい、実際に足を運んでもらうしくみづくりのプロジェクト。今回は作成したガイドマップをもとにした報告でした。実はかなり以前から知っていたプロジェクトだったので期待どおりで面白かったです。

②清水エスパルス×塩田研の「エスパルスドリーム教室」…教育学部の塩田先生の研究室(授業をつくる研究をしている)と静岡市がホームタウンである清水エスパルスが子どもたちにサッカーを通じて郷土愛を育む授業を提供するプロジェクト。サッカーを利用した算数、理科、社会、キャリアの授業、中でもサッカーに関わる仕事を教材としたキャリアの授業は楽しそうでした。ちなみに川崎フロンターレもサッカーでまちづくりを推進するおもしろい活動をしてますよ。

③梅ヶ島・大代集落のホームカミングデイ…農業環境演習でおなじみ、梅ヶ島・大代集落での取り組み。中山間地域の魅力を再発見し、他出(他の地域に出ること)者が帰ってきやすい機会を作るため、ホームカミングデイを企画・実施するというもの。永嶋副部長はじめ農業環境演習でのみんなの頑張りを知っているだけに、聞き入ってしまいました。

④Hamamatsu合同大学祭…ネットワーク構築、発信・発見の場の提供、浜松に根ざした大学祭の確立を目指した浜松キャンパスでの取り組み。残念ながら用事で聞けなかった…涙

全体通して、「地域連携は一発イベントで終わってはいけない」ということを実感しました。やはり継続性が何よりも重要で、ゆっくり盛り上がっていく軌跡を描くことが大切なのだと思いました。それは棚けんの活動も一緒で、大変勉強になった報告会でした。
地域連携をミッションに掲げる静岡大学の取り組みに今後も注目ですね!

また5月19日(土)の18時半より番町市民活動センター1階会議室にて、「静岡職人めぐり」マップ完成記念シンポジウムが開催されます。参加費無料なので、興味を持たれた方は参加してみては?僕も時間を作って行ってみようと思います。

あまの(・□・)

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